徒然なる日記ブログ

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風の谷のナウシカ!

※ネタバレ含みます

 

今日は仕事が休みだったので、風の谷のナウシカを映画館で観てきた。かねてより楽しみに楽しみにしていたので、ついに念願が叶った。

 

観終えて一言。

 

こんなに泣ける作品だったっのか。

 

 

要所要所で涙が止まらなかった。

ナウシカクシャナらトルメキア軍と谷を離れる時、子供たちがナウシカとの別れを惜しむシーン

ナウシカがペジテの人々に捕まった後、アスベルとラステルのお母さんらに助けられるシーン

③その後、アスベルがナウシカを船から見送る時の「行ってくれ!僕らのために行ってくれ!」と言うシーン

ナウシカがおとりの小さい王蟲を救うためにペジテの飛行ガメに飛び乗るとき、ペジテの青年が「ラステルさん...!」と呟くシーン

ナウシカが金色の野を歩くシーン

 

特に私が好きで涙したシーンは②③だ。ペジテの女性たちが、自国の作戦を無視してナウシカを解放を手助けし、そしてアスベルが「僕らのために行ってくれ!」と言うセリフが胸に響いた。またこのシーンで流れる「メーヴェコルベットの戦い」もかっこよく緊迫感もあって好きだ。

このアスベルのセリフ、「僕らのため」とはどういう意味なのか。

私はナウシカの故郷を危険に晒してしまったことへのペジテの人々の償いだと思う。また、ペジテの人々も、共存してきた蟲や森を悪用することに抵抗を感じ、ナウシカに止めて欲しかったからだとも思う。

ナウシカが他国の人々の考えを変えていったのだ。漫画版のアスベルのセリフにも「ナウシカがみんな(谷の人、トルメキア人、土鬼の民)を一つにしてくれた」がある。

ナウシカは私が知る作品の中で、一番慈愛と隣人愛に満ちたヒロインだと思う。

 

映画版のナウシカで少し納得いかないのは、やはりクシャナの人柄だ。映画版ではかなり好き勝手やってくれているが、漫画版だとナウシカに並ぶくらいの愛--特に部下たちへの--に満ちた人物なのに!ここだけは映画を見ていて残念だと思った。

 

35年以上前に公開された作品を、スクリーンで視聴できて本当に幸せな1日だった。

 

次はもののけ姫を見に行きたいと思う。

 

おわり。